口臭は治療で治る

睡眠と唾液

睡眠と唾液

 

口臭が最もひどい状態になるとされているのが睡眠時間中です。起きたばかり時には口の中が誰でも乾いているものですが、この乾燥状態が口臭を強くしているのです。

 

睡眠中はどうしても唾液の分泌量が減ってしまいます。唾液には口の中の細菌の臭いを止める作用があるのですが、これが減少して細菌の活動が活発化し、強い口臭が出る原因となっています。

 

特に睡眠時に口呼吸をしている人だと、特に口の中が乾いてしまうので、口臭がひどくなります。従って鼻で呼吸するように意識しなければならないのですが、鼻に異常がある人は鼻呼吸がスムーズにできないので、その場合には耳鼻科などで治療を受けてもらった方がいいでしょう。

 

睡眠の問題では他にも睡眠時間が短い場合も該当します。睡眠不足の場合でも唾液の分泌量は減少してしまうので、睡眠不足は要注意となります。

 

睡眠時の唾液減少対策は、就寝前の歯磨きや水分補給と、起床後のしっかりとした歯磨きをすることです。

 

このように口臭対策に欠かせない役割をしているのが唾液なのです。唾液は、噛み砕いた食べ物を酵素の働きで分解促進し、消化の手助けもします。

 

唾液だけでは殺せなかった細菌も、唾液とともに胃に送られることで、胃の中の酸性で死滅させられるようになっています。唾液の分泌量は、しっかり噛んで食べることや、ガムを噛むことで促進できます。

 




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